OSAMU GOODS STORY

Vol.30

MAKING OF OSAMU GOODS

NOTE BOOK

オサムグッズで一番種類が多く、沢山つくったものは、多分ノートブックなんじゃないかなと思います。
今では考えられない流行でしたが、ノートの表紙にキャラクターやイラストを描いたものがブームになったことがありました。自分で言うのもヘンですが、そのさきがけとなったのがオサムグッズだったらしいのです。

ぼく自身では、グラフィック(平面)デザインが好きなので、このアイテムは楽しんでアレコレ作っていたんですよ。さらにタイポグラフィー(文字の書体)も好きなため、仕事というよりは、ほとんど趣味に近い感じで文字選びをやったり、レイアウトをしたりしていたのです。

このノートでは大学ノートのデザインがベースになっているので、ちょっと堅苦しい、事務用品的な文字(ゴシック体といいます)を強調して使っていますね。そしてデザインとキャラクターに差異をつけるため、ジルちゃんのTシャツの文字は、わざと手描きでラフな感じにしてあります。全体としてみた時に文字の種類にヴァライティがあると、元気の良い感じが出ます。

このノートは色を含め、いま見ると、元気が良すぎていささか派手でしたね。これでは学校の教室では目立ち過ぎて、持ってはゆけなかったことでしょう。それでも持っていって、先生に叱られた人もいたかも知れません、今さら遅いですがスイマセン。

それにしてもあの頃の女学生は、驚くほどノートを沢山買って、使い分けていたわ けですから、今より勉強熱心だったということなのかな。
もっともこれからは、ノートなんか使わず、すべてパソコンでという時代になるわけですから、紙に印刷したノートブックは、色や柄、手ざわりなどが、やがて懐かしいモノへと変わってゆくことでしょう、それぞれの思い出とともにね。