OSAMU GOODS STORY

Vol.40

MAKING OF OSAMU GOODS

OSAMU’S MOTHER GOOSE 9

この絵本が出たのと同じ年に、ぼくの一人娘が生まれました。
なのでオサムグッズと同い年になります。その後の赤ん坊キャラクターのモデルです。
こんなにホッペタが出っ張ってなかったはずだと、少し成長してから娘はぼくに反論したのですが、気の毒ながら確かにこのくらいのホッペなのでした。本人はよく似ていたと言われると嫌がりますが、そもそも似顔絵というものは描かれた本人が一番自分には似ていないと思うものなのです。
自分の声を録音で聴いた時の違和感と同じような感じがするものなのですね。

ぼくの描くキャラクターでは、猫の顔がぼく自身によく似てると言われることが多く、ちょっとビミョウな気分です。実はむかし飼っていた猫が、キャラクター猫のモデルなのですが、飼い主に似るというから、その猫のほうがぼくに似ていたのかも。

赤ん坊時代の娘は、ぼく自身の幼少時によく似ていました。ぼくもホッペが落っこちそうとよく言われたもんです。そうするとぼくが描くキャラクターは、ほとんどがある時代の自分自身に似ていたことになるのかなァと、今頃になって気がつきました。これって嬉しくも悲しくもなく、やっぱりビミョウな気分ですよね。

DANCE TO YOUR DADDY

パパのために 踊ってちょうだい
わたしの可愛い赤ちゃん。
パパのために 踊ってちょうだい
わたしの可愛い子羊さん。

お魚 のせてあげましょうね
小さなお皿の上に。
お魚 あなたにあげましょうね
パパのお船が帰ってきたら。

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